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- LuvDog -
グラフィックアーティスト / 現代アート


犬を愛し、アートに生きる。

早稲田大学 文化構想学部卒。

パリ、ロンドン、ミラノ、ウィーン、ロサンゼルス、ハワイなど世界を旅する中で出会った犬とアートに影響を受け、独自の視点で犬の感情をアートに刻む現代アーティスト。

アートの持つエネルギーと犬たちが持つ温かさを融合させた、他に類を見ないアートスタイルを確立した。

現代社会において見過ごされている“犬たちの声なき苦しみ”に向き合い、パピーミル、飼育放棄、虐待、殺処分などの問題を、アートの力で根本から変えることを使命とする。

アートの持つ感情伝達力と、犬たちがくれる無償の愛の温もりを融合させ、「命を守る文化」を広げていくための活動を行っている。




こんにちは、LuvDog(ラブドッグ)と申します。

私は、「犬たちがくれる無償の愛」をアートに昇華し、犬たちの命と感情が軽視される社会の構造そのものを、アートの力で変えていくことを使命に活動するアーティストです。



犬たちは、ただそばにいるだけで、私たちに安心や喜びを与えてくれます。



言葉がなくても、こちらの感情を敏感に感じ取り、静かに寄り添ってくれる――


そんな優しさと温もりに、私たちは日々救われています。



そして、たとえ人に傷つけられても、裏切られても、それでもなお人を信じようとする。


その姿に、私は何度も心を動かされてきました。




けれど、この世界ではいまだに、そんな彼らが「もの」のように扱われている現実があります。



人間の都合だけで飼われ、飽きられ、捨てられ、命を失っていく。


私はその「仕組み」そのものを変えたいと、本気で思っています。




私はこれまで、犬たちがどのように扱われているのか、数多くの現場で目の当たりにしてきました。


ある日、郊外の繁殖施設を訪れた時のこと。


薄暗く風の通らない小屋に、何十匹もの小型犬が小さなケージに閉じ込められていました。


何度も出産を繰り返し、目が濁り、耳が崩れかけた母犬たち。


「この子たちは商品を産むためだけに生きている」


そう語った業者の言葉に、私は背筋が凍りました。


命が「商材」として消費される現場が、今もこの世界には存在しています。




また、地方の一軒家で起きた多頭飼育崩壊。


50匹以上の犬が、糞尿の中でうずくまり、栄養失調や皮膚病に苦しんでいました。


飼い主は「可哀想で手放せなかった」と語っていました。


けれど、愛情だけでは命は守れません。


知識や責任を伴わない善意は、ときに命を追い詰めてしまいます。




さらに、飼育放棄やネグレクトの通報を受けて保護された犬たちにも出会いました。


散歩もなく、餌も水も与えられず、部屋の片隅で何年もただ“存在していただけ”の犬。


その子の目は、私の存在を見ようともせず、ただ一点を見つめていました。




そして多くの犬たちは、保健所に引き取られたのち、誰にも知られずに静かに殺処分されていきます。


“いなかったこと”にされる命が、今も確かにこの世界に存在しています。




私は、見なかったことにしたくありません。


犬たちが与えてくれる「無償の愛」を、人間が一方的に消費し、都合よく捨てるような社会を、私はアートを通じて、根本から変えていきたいです。




私の作品は、ただの肖像画ではありません。


犬たちの喜び、不安、信頼、絶望、そして希望――


その感情すべてを、アートの中に刻み込んでいます。


アートには、人の心を変える力があります。


そして心が変われば、社会も変わると私は信じています。




私のアートを手に取っていただくということは、単に美しいアートを飾るということではありません。


それは、犬の命を守る側に立つという「行動」であり、犬と共に生きる社会を育てる「意思表示」です。




あなたの部屋に飾られたその1枚が、家族や友人、訪れた誰かに語りかけ、小さな共感の波を生み出していくことを願っています。


私は、犬たちが静かに傷ついていくこの社会の仕組みを、アートを通して変えていきたい。


どうかこの活動に、あなたの想いを重ねてください。


そして一緒に、“命が守られるあたりまえの社会”をつくっていきましょう。